第4回 Wall Street Journalを読む会、メタバースを語る (1)：メタバースって何？

ちょっと前に第3回 WSJを読む会のダイジェストをお伝えしましたが、それの続編で「第4回 英語版WSJ (ウォール・ストリート・ジャーナル) を読む会」を開催しました！せっかくなのでレポートを書いてみようと思います。
※WSJを読む会についてはこちら。

今回、カシワさんがチョイスした記事はいま話題のメタバースでした！あれれー、今までずっと金融・経済まわりの話が多かったけど、一気にテック系に行きましたねぇ。こちらです：

Metaverse Emerges as Promising Yet Uncertain New World for Investors
(注：有料記事なので先頭しか見られません)

メタバースの話題が沸騰したことの発端は、10月28日にFBのマーク・ザッカーバーグが「フェイスブックの社名をメタに変更する」と電撃発表したことでした。これ、日本でも割と大きなニュースとして報道されたので、驚いた人も多かったんじゃないでしょうか。私も驚いたけど、正直「なんでメタにするの？ずっとフェイスブックのままでいい気がするけど…」みたいな現状維持バイアスもあり。でも、今回の記事を読んで、ちょっと考えが変わりました。

メタバースってなに？

まず、メタバースとは何なのか？という話です。ちょっと長いけどWikipediaの説明を拝借します：

Wikipedia「メタバース」より：
メタバース (英: Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。日本における意味合いにおいては、基本的にバーチャル空間の一種で企業やVR(ヴァーチャルリアリティ)を活用し2021年以降、新たに参入した人間達が集まっている商業的な空間の事が主にそう呼ばれる。将来的にインターネット環境が到達するであろうコンセプトで、利用者はオンライン上に構築された3DCGの仮想空間に世界中から思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互にコミュニケーションしながら買い物やサービス内での商品の制作・販売といった経済活動を行なったり、そこをもう一つの「現実」として新たな生活を送ったりすることが想定されている。

って、文字だけで言われてもよく分からないと思うので、WSJ記事に載ってた画像を紹介します。これは、フェイスブックが10月に「メタ」への社名変更を発表した時のものだそうです。右側でフェンシングの格好をしているマーク・ザッカーバーグの向かいに、バーチャルの対戦相手が青く透けて映っています。実際には目の前にいない相手と交流できるメタバースの特徴がよく現れている一枚です。

この写真は実世界を撮影したものにバーチャルの対戦相手が映っているので、拡張現実(AR)の技術を使っているみたいだけど、他にも完全にバーチャル世界だけに没入する仮想現実(VR)というのもあります。Oculusなどが販売しているVRヘッドセットを使えば手軽に体験できるようですね。やったことないけど！

最近では他にも、歌手のアリアナ・グランデがメタバース内でライブコンサートを開催したことでも話題になりました。これはFortnite(フォートナイト)というゲーム内で行われた音楽イベントだったそうで、以下にフルバージョンの映像を貼っておきます。12分もあってちょっと長いですがアリアナ・グランデが登場して歌うのは5:00以降です(前半は参加者がミニゲームを楽しむ様子になってます)。アリアナ本人がヒット曲を歌いながらバーチャル空間で踊ったり飛び回ったりする様子など、とてもよく出来ています。メタバース興味ある方は一見の価値アリ。

こういうのって、もしかするとゲーマーさん達にはお馴染みの光景なのかも知れないけど、私はこんな世界があるなて全然知りませんでした。。。。メタバースっていう響きだけで何かすごく特別な世界のように考えてしまっていたけど、意外とゲームみたいな身近なところにも普及していたという事なんでしょうね。

ちょっとメタバースの説明長くなっちゃいましたけど、WSJを読む会ではこうした最先端トレンドがどのようにビジネス・投資に関わってくるかという話もしています。(そこはぜひ、カシワさんの解説を聞きに来てください…！)

次回、いよいよWSJ記事の感想など書いてみます。

(つづく)

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次回のWSJ会は1/16開催予定です！
遊びに来てね〜♪
↓↓↓↓

1/16開催分：
第5回 英語版WSJ（ウォール・ストリート・ジャーナル）を読む会

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