1/16に開催した「第5回 Wall Street Journalを読む会」の開催報告です。
参加者さん少なかったけど、面白かったですよ。。。!
※WSJを読む会についてはこちら。
今回、正式名称がちょっと変わって「第5回 ウォール・ストリート・ジャーナル(英語版)を読んで、英文読解力と経済・金融・ビジネスリテラシーを向上させる会」になりました。英文読解イベントはいろいろあるけれど、その中でもビジネスでもっと上を目指したい人に役立つ内容にしよう!という意気込みを感じていただければ。
今回の記事は、いつも切れ味鋭いJames Mackintosh記者が「読みが外れたこと、当たったこと」という切り口で2021年を振り返ったものです:
Tesla and My Other Investing Mistakes of 2021
(注:有料記事なので先頭しか見られません)
WSJ記者の予想をくつがえしたテスラ
まずタイトルにあるテスラについて。じつは2020〜2021にかけてテスラの株価は鼻血ブーの上昇を見せていました。それを見たMackintosh記者は昨年1月に「テスラ株は途方も無いバブル状態だ(=こんな高値続くわけねー)」と言い切ったそうです。でも、元FRB議長グリーンスパン氏は「バブルは崩壊して、初めてバブルと分かる」という名言を残しており、結局はじけた後でないと分からないものらしい。。。
で、その後テスラがどうなったかというと、バブルはじけるところか、2021年後半にはさらに高値を更新するというたぐいまれな勝ち馬っぷりを見せたのでした。それを見たMackintosh記者が「まぢかー!!」と叫んだかどうかは知りませんが、たぶんそうだったんじゃないかと思わせる記述がいろいろとありました。
というのも、テスラが勝ち続けた2021年は、その他のバブル株が次々にはじけ去った一年でもあったからです。特にミーム株と呼ばれるバズり銘柄の末路は悲惨だったらしい。つまり、誰でも勝ち続けられるような市場環境ではなかったということ。この点、Mackintosh記者の予想はハズレなしだったのですが、テスラの躍進だけはどうにも想定外だったようです。
はたしてテスラはこのままどこまでも伸び続けるのか?記者はその行く末にやや懐疑的な姿勢を示しつつも、否定することもできない、というニュートラルな立場をとっていました。どっちやねん!と言われそうだけど、いつも自信たっぷりに業界をぶった斬るMackintosh記者がこんな謙虚な言い方をするなんて、テスラの突き抜け方はよっぽどだな〜と思った次第。
テスラは自動車メーカーではない
以上、投資家目線の記事でしたが、本当のところテスラの真価ってどうなんでしょう。
ぼーっと生きてる私は知らなかったんですけど、テスラってもう電気自動車だけの会社じゃなかったんですね。2017年に社名も「テスラモーターズ」から「テスラ」に変更になってて、エネルギー企業に舵を切っているのだそうです。つまり、インフラ構築を視野にいれた事業展開をしていると。自動車メーカーを超えた壮大なビジョンを持っている会社だったんだなぁ。
今回の”カシワ解説”で興味深かったのが「発電所レベルの電気を貯めておけるほどの蓄電池はまだ存在しない」という切り口でした。そりゃそうだ。そんな超大規模な電気を溜めるなんて無理でしょ。。。と思ったら、どうもテスラはその不可能に挑みつつあるらしいのです。
どうやってそれを実現するか?という話ですが、目からウロコというか、たぶん今までの常識で考えても答えは出ないだろうなと思わされるような壮大なアイデアでした。本当にそれが実現できるかどうかは私には分かりませんが。。。気になる人はぜひWSJ会に参加して千里眼のカシワさんに聞いてみてください。笑
次回のWSJ会は2/20開催予定です!
遊びに来てね〜♪
↓↓↓↓
2/20開催分:
第6回 ウォール・ストリート・ジャーナル(英語版)を読んで、英文読解力と経済・金融・ビジネスリテラシーを向上させる会
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