Naochka Blog

なおチカのヒトリゴト
20211115

ひたすら走ってた頃の話

せっかくブログを再起動したので、ちょっと思い出話でも。

もともと旅行が好きだった訳ではないんですが、20歳くらいのときに原チャリ(ゼロハン)と出会ったのが縁で、20代前半は狂ったように日本中を走り回ってました。

それまで箱入り娘で、一人ではどこにも行けなかったような引きこもりだったことの反動だったのかも知れません。あるとき「こんな小さなバイクでも、ひたすら走ればどこまでも行ける!」という真理に目覚めてしまったせいで、突然ツーリングに開眼してしまったのでした。

まあ、若い女子が荷物満載のバイクで走り回るというのは珍しかったこともあり、あちこちの旅先でとても親切にしていただきました。見ず知らずの方にごはん食べさせて貰ったり、泊めてもらったり、名所を案内して貰ったり、過積載になるほどのお土産をもらったり。。。

一泊1000円のライダーハウスに泊まって、たくさんの旅がらす(日本全国を旅してるライダー)に出会いました。ある時は、軒先のテントからスーツ着たお兄さんが出てきて、何事かと思ったら近所のホテルのバイトしてたり。旅先でふっきれたような清々しい表情で辞表書いてるお兄さんもいたし。夏は北海道でシャケバイ(鮭工場のバイト)して、冬は屋久島でたんかん(みかん)狩りバイトして。。。てな暮らしをしてるツワモノも結構いました。

それまで普通に大学行って、就活して、社会人になるだけが人生だと思っていた私にとって、これは世界観がひっくり返るような体験でした。そもそもこちらは就職氷河期だったので「内定取れなければ人生終わり」くらい思いつめていたんですけど、旅先でそのようなフリーダムな人々を目の当たりにすると、いままで自分が世界の一部しか見ていなかったことを痛感させられたというか。

とはいえ、やっとの思いでゲットした内定です。ちゃんと新入社員として企業に入社し、コピー取り・議事録取り・会議中の昼寝、カジュアル金曜日にジャージで出社して顰蹙を買う、といった分野で大活躍しました(いばんな)。そして初めてのローンを組んで中型バイクを購入。原チャリと違って高速道路も走れるようになり、さらにツーリングの長距離化がエスカレートします。そうなると当然、連休が足りません。

で、何をしたかというと、新入社員のくせに大型連休にさらに有休MAXで付け足して10連休以上にしたりという極悪技を使うわけです。もちろん夏休みもそうだし、年末年始の冬休みもそんな感じ。(それを見ていた上司に「なおチカくん、秋休みはいつ取るのかね?」とからかわれたけど、ツーリング先でその上司の実家にご挨拶してきたのでノープロブレムです)

あの頃はすごく楽しかったですね。どこに行っても、何を見ても新鮮だったし。どんな人々に出逢えるんだろう?というワクワクでいっぱいだったし。走っても走っても終わらない山奥の一本道で、木漏れ日の中を駆け抜けながら言いようのない幸せを感じて「私は自由だーーーー!!」って心の中で叫んでました。いや、本当に自由だったわけじゃないんだけど。
でもいいの。若かったから。

その若さゆえに、行けるところまで行ってみたい、と思ったりするわけです。長くなるので端折りますが、気がついたら「原チャリでアフリカを一周する」という壮大な野望を抱くまでになり、会社には何の未練も無かったので、給料もボーナスも全部オニ貯金して資金を貯め。。。

3年ほど経ったある日、人事の面談で、「なおチカ、辞めまーす」「なんで辞めるの?」「アフリカ一周しまーす」「。。。(こいつはあかん)」という感じで社会人コースを離脱したのでした。若さって怖いですねえ。別に後悔はしてないけど、今だったら「もうちょっと後先考えてからヤレ」って言うかな。笑

ざっくりですけど、ここまでが、一番楽しかった頃の想い出です。
その後どうなったかというと、個人的にはまあまあジェットコースターみたいな人生になりました。まあ、昔話のネタは尽きないので、気が向いたときにまた書いてみようと思います。

今回はこのへんで。

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